海をみつめて [海]
海のひろさにくらべれば ボクの悲しみなんて ちっぽけなもの
あの頃は なぜか 意地をはってしまった
あまりにも 好きで 伝えられなかった 想い
知らない頃には いまさら もどれないから
ずっと好きだから いまでも 好きだから
撮影場所:鹿児島県大島郡与論町赤崎海岸
潮の香り [海]
海よりも深く 空よりも青く
清らかな心で あなただけを見つめていたい
この渚で潮風に吹かれて 愛を誓った日
風に揺れる髪に指をすべらせ あなたの小さな肩を抱いた
心地よい風は やがて二人を 眠りへと誘う
ずっと ずっと あなたの側で
※撮影場所:沖縄県石垣市(川平湾)
オレンジ [海]
遠く水平線の彼方が やがて オレンジ色にそまる
揺らめく凪が 一瞬だけ止まる ウミネコたちが空に舞う
一直線に光の筋が 浜辺まで到達する
朝がくる いつもの場所から 朝がやってくる
どんなに 悲しい日々があったとしても やがて陽はのぼり
今日も そこから 新しい朝がやってくる
潮風の中で [海]
確かに 輝いていた あの頃 あの夏の日
白い光を放ち乍ら 煌めく渚 愛を誓った あの潮風の中
遥か遠くに水平線 行き交う外国の船 いまも蘇る あのひと時
砂浜に長く続く 遥かなる影 忘れはしない あの時の涙
撮影場所:稲村ケ崎海岸
ボクにもちょうだい。 [海]
島原港から フェリーに乗り 熊本港まで渡った
ターミナルには お決まりの えびせん ちょっと高め?
乗船してから 暫く 心地よい潮風と 海の香りを楽しんだ
買って来た えびせんを2.3個食べたら止まらない さすがにカッパえびせんだ
やがて聞こえてきたカモメの声 "ボクにもちょうだ~い"ってね。
一個指につまんで 潮風に翳した瞬間 もうカモメは美味しそうにパクリ
カモメはえびせんが お好き?
※撮影場所:島原港から熊本港に渡るフェリー船上にて