最終電車 [鉄道]
最終電車を見送る 君の背中が震えてた
遥か遠くに行き過ぎる 長い夢をいま見送った
窓越しに見える風景は いつもと変わらないはずだけど
君の家へ続くあの道が いつもからあの頃へ変わりはじめる
だんだん遠くなる風景 いま君の家のほうに 流れ星が消えた
春色の列車 [鉄道]
春色の列車は 雪解けの山を 横目にみながら 草原を 走る
空に舞い踊る新しい風と 春告げ鳥の囁きを聞き乍ら 列車は富良野に向かう
いつものあの場所で きっと待っている 優しいあなたにあいたくて
※1998年春に富良野付近で撮影したフラノエクスプレスです(同年秋に引退)
雪の列車 [鉄道]
静かな 雪の夜 遥か彼方から 聞こえる 汽笛の音
舞い踊る 粉雪のレールの上を 列車は静かにすべる抜ける
君と出会った あの日も こんな静かな夜だったかもしれない
※2003年冬、富良野にて撮影しました。